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佐藤 奈美子

佐藤 奈美子 29歳
NPO法人 極真カラテ門馬道場 職員
空手歴10年
H22年2月 初段取得
※上記は全て平成22年現在です。

 入門して10年。
 この度、初段に昇段しました。
 空手のかの字も分からなかった入門した頃の私。黒帯になるとは夢にも思っていなかったはずです。今の私自身嬉しいよりも、信じられない思いが強いです。
 私が門馬道場へ入門したのは同じ職場で働いていた方に誘われて、足を運んだのがキッカケで入門しました。
私は、体を動かすことは嫌いではなかったですが、厳しい稽古に挫折を覚えることも多々ありましたが、先輩からの仲間からの励ましもあり、1年、2年と継続することができました。そんななか門馬師範より、北海道大会で演武をしてみないかとのお話を頂きました。
 当時、一緒に稽古をしていた女子部の門下生と二人での征遠鎮です。
 門馬師範の「模範演技をしにいくんだぞ。会場の誰よりも上手くなければいけない・・・」との言葉を受けとてつもない大きなプレッシャーを感じたことを覚えています。失敗できないという不安とまだ順番すら覚えていない型を合わせられるかという心配から、死に物狂いで稽古をしました。
 一人での演武とは違い、二人での演武は合わせることを第一に、力強さやスピードは勿論、立ち方、呼吸、受けや突きなどの仕方や軌道までが寸分違わないよう、細かい角度まで合わせる稽古をしたことを覚えています。
辛い稽古でしたが常に隣に仲間がいたことで励まし合い頑張れたように思います。
 そして演武後の師範の「よかったぞ」の言葉にとてもほっとしたのと、やり遂げた達成感とで感動の涙、涙でした。空手に夢中になれたのはこの出来事があったことが大きいです。
 その後は大会の出場に標準は変わっていきましたが、常に目の前に目標があったことが良かったと思います。大きなチャンスの場や目標を与えて頂いた門馬師範にとても感謝しています。
 私は夢であった幼稚園の先生という職業に少しでも挑戦しようと保育士の資格取得に向けて勉強をしていました。
空手での少年部の稽古のサブにはいるようになっていたこともあり、子どもたちとの触れ合いが増えていき、指導することにやりがいも感じるようになりました。幼稚園でなくとも道場で空手を通して教え、伝えることがあると感じ、そして、いまはNPO法人極真カラテ門馬道場の職員として活動しています。
 指導員はと恐れ多い気持も大きいですが、私の稽古に何人も集まってくれる感動と責任。一人一人を伸ばしてあげることのむずかしさを日々感じながら稽古をしています。
 これからも日々勉強と思い稽古をしていきたいです。
 最後になりましたが、審査会へ足を運んで下さった師範、指導員の皆様、仲間の皆さん、本当にありがとうございました。

                                                                    

押忍

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