私は１９歳の時から空手を始めましたが、空手に出会う前の私は何をやっても中途半端な人間でした。しかし空手に出会い自分の人生は一変しました。
空手を始めて最初の内は、無我夢中で稽古をしていましたが、道場に行くと親身になって指導して下さる門馬師範や先生方、苦楽を共にした同輩、「先輩」と慕ってくれる後輩がいて、私には道場に行くことが心の支えとなっていました。
いつしか、道場を任せて頂けるようになり、私にも門下生が出来る様になりました。門下生を最初に持ったのは、２５才の時でした。
その時、門馬師範から「お前は指導員だが偉いわけではない、偉ぶって指導してはダメだ。指導する時は子供だろうが敬語で話し、人生の先輩に指導する時は失礼の無いように心掛けなければならない。」とその当時まだ若い私に掛けて下さった言葉を今でも心掛けて指導させて頂いております。
私の人生を変えてくれた、極真空手を世の中に広めて私が変われた様に私の門下生には空手を通して人生を豊かにして楽しく極真空手を学んで頂きたいと思っています。