百富 悠

百富 悠 16歳
高校生
空手歴11年5ヵ月
H29年10月 初段取得
※上記は全て平成29年現在です。

 門馬道場に入門してから約11年。私は小さい頃からの夢であった初段を取得することが出来ました。
 黒帯を師範から頂いた時のあの喜びと達成感は忘れられません。
 入門始めから私は落ち着きがなく、稽古中にふざけたり先生の話を聞かなかったりと、指導するのがとても大変な門下生だったと思います。稽古中に師範や指導員の先生方に怒られ、よく正座させられていたことを覚えています。
 そんな私ですが、空手がほんとに大好きでほぼ毎日のように稽古に通っており、空手が生活の一部のようになっていました。
小学生の頃はいろんな大会への出場や、演武会などのたくさんの行事に参加し、楽しく伸び伸びと空手中心の生活をおくっていました。
中学生になり、まずは試合に勝てなくなり悩みました。また、生活の中に部活が入ったことで、週に2回ほどしか行けなくなってしまい、空手を思い通りに出来なかった時期もありました。その時期は昔のような楽しいという気持ちより辛いという気持ちの方が勝っていたと思います。
 しかし、師範を始め先生方や一緒に稽古している仲間、そして一番近くで支えてくれた親のおかげでそういう悩んだ時期を乗り越えて何とか継続して空手を続けてくることができました。
 最近では、空手が本当に楽しく自分に欠かせないものになっています。
 そして、今年の7月の審査会で師範から昇段審査の許可を頂くことができました。小さい頃からの夢が手に届くところまで来て嬉しさが込み上げてきた一方で、同時に不安な気持ちもありました。
 今まで昇段審査を受けて来た先生や先輩達の過酷な試練に立ち向かう姿を見てきていたので、昇段審査がどれだけ辛いものなのかは分かってはいましたが、経験をしていないのでその過酷さは未知でとても不安でした。その不安をかき消そうと昇段審査までの残りの期間必死に稽古に励みました。
 師範から昇段審査の許可を頂いた日から、あっという間に私の11年間という長い空手人生の節目となる日がやってきました。審査当日は想像をはるかに超える過酷さで心が折れかけましたが、師範を始め先生方や門下生、見学に来ていた保護者の皆様の応援のおかげで何とか全ての審査をやり遂げることが出来ました。応援してくださった方々に感謝の気持ちでいっぱいです。
 すべての日程が終了し、最後にその場で師範から帯を頂いたときは思わず涙が出てしまいました。手にした帯は、今までのことや、これからのことを考えるととても重く感じました。
師範からの「黒帯に価値は無い。黒帯を締める人間に価値があるかどうかだ。」という言葉を聞いてここからが空手のスタートだと強く感じました。
 これまで私を指導してくれた門馬師範を始め先生方、一緒に稽古してきた仲間、色々と手助けしてくれた保護者の方々、そして親には本当に感謝しています。ありがとうございました。これからもっと稽古に精進し、門馬道場の黒帯に恥じない、黒帯の似合う人間になれるよう頑張っていきます。今後ともよろしくお願いします。

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