門馬 功

門馬 功 38歳
会社員
空手歴13年
H17年2月 初段取得
※上記は全て平成17年現在です。

 私が空手というものに初めて接したのは、小学校高学年の時でした。特に目的があった訳でもなく、なんとなく始めたような感じでした。大人の中に混じって稽古をし、最初はつらいことばかりで面白いと感じたことはなかったように思います。そんな中、同級生や後輩に声をかけ仲間が少しずつ出来てきた頃には、いつの間にか他人より蹴りが上手になりたいとか、力をつけたいとか稽古時間以外に自主的にトレーニングをするようになっていました。高校に入学してからは部活やバンドに夢中になり、空手の熱も冷め、そのまま15年近く空手からは離れ、門馬師範が矢吹で極真空手を発足すると聞いたときも、すぐに空手をしたいとは思いませんでした。むしろもうやる気はないというのが本心でした。ところがある日、昔一緒に稽古していた仲間に誘われ見学に行きました。見ていたら体が動きたいと言っているような、そんな感じを記憶しています。結局2,3回見学に行き、仲間の励ましもあり入門に至りました。運動を全くしていなかった訳でもなく、昔やっていたという驕りもあり、ある程度動ける自信はあったのですが・・・初回の稽古のあとの凄まじい筋肉痛は今でも忘れられません。それから今に至るまで、空手を続けてこれた背景には、道場の仲間たちの存在は非常に大きなものがあります。大会へ向けてのハードな稽古には、同じ目標に向かう仲間であり、ライバルであり、強くなるにはいろいろなことに真剣に立ち向かい、努力したものが勝つということを学びました。何とか今度は続けてみようと、やっとの思いで続けているうちに後輩が増え、教える立場になって改めて自分が今まで空手で何を学んできて、これから何を学ばなければならないのか考えるようになりました。もっと早く気づき、稽古にあたっていればまた違った自分があるだろうとは思いますが、そこに気づかせて頂いた師範始め道場生の方々へ感謝いたします。
 昇段審査を受けようと決心してからも、門馬道場の黒帯を締めるということの重さに悩みました。稽古中師範から「黒帯をなめるなよ」の言葉がさらに重くのしかかってきて、審査までに何をすればよいのか考えましたが、今更ジタバタするよりも、今の自分の力を把握しようと思いました。(といってもそれなりに稽古しましたが・・)型の審査と十人組手を行い、足りないこと・今の自分の実力というものが痛いほど分かりました。審査の終わった日は、黒帯をしてよいのか考えこんでしまいましたが、これからが本当の武道空手の始まり。足りないものはこれから足せばいい、そう思えるようになってきました。今後もしっかりと修行し、自分を高めることによって、師範、道場生の方々へ恩返しして行きたいと思います。
最後になりましたが、今まで指導くださいました門馬師範、昇段審査のために遠くからきて頂いた小野寺師範始め組手の相手をしてくださった岩手県小野寺道場の諸先輩方、大変ありがとうございました。

                                                                    

押忍

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